JNTOの定期報告である、訪日外客数が発表されました。(11月16日)
サマリー
- 1月からの累計で、2011万人。はじめて2000万人を突破した。
- 10月単月では213万人、10月として過去最高。これまでの単月最高は、2016年7月の229万人に告ぐ過去2位を記録した。
- 国慶節が訪日外客数を後押し。
- 1月からの累計で、訪日中国人数は、551万人。
中国から毎月50万人が、訪日。訪日外客数の4人にひとりが中国人。韓国、台湾、香港と続きます。東アジア圏のマーケティングがインバウンドでは重要であると言えます。
訪日中国人向けのマーケティングは訪日後からでは効果がありません。旅行計画時に、いかに彼らの買い物リストに載るかが重要です。(もともとは買い物リストや旅行計画はメモ帳で管理されていましたが、現在は専用のスマートフォンアプリも多数あり、そちらをメインで使用しています。)
また、彼らの多くはSNSメディアを通じて、訪問場所、購入品の写真をアップします。SNSは身内にはWeChat、外向けには微博(ウェイボー)を使用します。
なお、中国本土ではツイッターやfacebookは見ることができません。(他にもGoogle、Youtube、Yahoo!等も見れません。)したがって、中国本土に対しては、現状のマーケティング施策だけでは不足しており、月間訪日数50万人超の中国人向けの対策を行うべきです。
当社では、中国版ツイッターである微博の運営を通じて、中国マーケティングのお手伝いを行っております。ぜひお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。