中国の情報検閲/グレートファイアウォール(金盾)について

03_m

中国では、ネットで配信されている情報も常に国が監視(検閲)しています。法律に従って60以上の条例が中国政府によって作られ、地方の国有インターネットサービスプロバイダの一部や、中国政府、商社、団体などが検閲を実施しています。

中国国内のWebサイトはすべて、ICPライセンスと呼ばれる認証を取得したものしか原則公開できません。ライセンスを取得したサイトはだいたいフッターにICP情報が記載されており信頼度の目安にもなっています。

また、中国本土から国外、日本から中国本土のWebサイトを閲覧する場合は、グレートファイアーウォールと呼ばれる検閲システムを通した情報しか見ることができません。

以下は、グレートファイアウォールに関する説明記事となります。

中国には「グレートファイアウォール」と呼ばれる中国政府に都合の悪い情報をブロックするネット検閲システムがあるのは周知の事実です。そんな検閲システムがどのように動いているのかがわかりやすくまとめられたインフォグラフィックがBackgroundCheck.orgの人々の手により作られています。

こちらの記事で説明がされています。ご一読ください。私のイメージでは、日本海にでっかい壁が存在しているような感じです。

中国のネット検閲システム「グレートファイアウォール」仕組み

http://gigazine.net/news/20130808-great-firewall-infographic/

微博(ウェイボー)では、さらに特定のキーワードやURLで画像が正常に投稿できなかったりといったことが起こるようです。

これは私の経験ですが、芸能人の中国語名で投稿した場合に、画像がうまく表示されないことがありました。(マンモスなんとかの人とか。。)