中国:チップについて

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マーケティングを考えたとき、その国の国民性を理解することは、大変重要です。

世界で当たり前のことでも中国では常識ではないことが多々有ります。それは不思議なことではありません。むしろ世界的には日本が特異な場合もあります。

商売のやり方がそのまま通用しないのが中国市場です。ではどうしたらいいのか。それはまず、中国市場と、中国人の国民性を理解した上で、最適なメディアを使用して、最適な情報配信を行ってゆくべきだと思います。

例えば、チップの文化について考えてみましょう。

日本では、さまざまなサービスが事前に金額が提示されて、サービス提供されているのが当たり前です。一方欧米では、さまざまなサービスの対価として、チップという制度が存在していて、定価以外にも発生するコストがある場合があります。

ちなみに中国では、日本と同じように、チップの制度はありません。

次に値引きについて確認してみましょう。関東と関西で違いがありますが、原則、提示された金額で、買い物をするのが日本では当たり前かもしれません。中国では、値引きを要求するのが当たり前の文化です。これは、値引きが無理だろうと思っても、そのように振る舞うことを意味しています。